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新型肺炎の終息後に伸びる消費分野は?
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· 2020-02-17 · ソース:人民網 |
タグ: 新型肺炎;消費;経済 | 印刷 |
新型コロナウイルス感染による肺炎が拡大してオフラインの実体消費に打撃を与えると同時に、「おうち経済」が短期間で爆発的に成長した。感染期間中、打撃を受けているのはどの消費分野か。ユーザーが大幅に増加しているのはどの分野か。感染が終息すると、反転して大きく伸びるのはどの消費分野か。2月13日、調査研究機関のカンター・グループが新型肺炎流行下の消費者に関する調査報告を発表し、さまざまな予測を打ち出した。「北京日報」アプリが伝えた。
観光と外食が打撃 終息後の反転上昇のポテンシャルは大きい
同報告は24業界を対象に、感染による影響や消費者が終息後に消費意欲を回復するかどうかをたずねた。
同報告によると、感染拡大期間中には、観光、外食、外での娯楽などの業界は消費者が家を出られないため非常に大きな打撃を受けた。この3業界は消費者の約75%が関連の消費をまったく行わなくなり、約17%が支出を減らした。
ただ、この3業界には消費が反転上昇する大きなポテンシャルがある。調査によれば、消費者の82%は「終息すればまた外で外食をする」といい、78%は「また旅行に行く」といい、77%は「外での娯楽を再開する」とした。
消費者は今回の感染状況の中で、一部の品目をこれまでよりも購入するようになった。例えば食品飲料品(40%が支出を増加した)、ハウスクリーニング(48%が支出増加)、医療保険(38%が支出増加。湖北省の消費者は感染拡大期間に医療保険の加入率が全国を明らかに上回った)などだ。こうした品目に対する消費者の購入意欲は終息後も引き続き力強さをみせると予想される。
全体としてみると、このたびの新型肺炎で大きな影響を受けるのはおそらくぜいたく品消費だ。消費者の61%が「感染拡大期間にはぜいたく品関連の支出を減らすかやめる」とし、21%が「終息後もぜいたく品の支出を減らす」とした。
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