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馬雲氏やバフェット氏など ビジネス界の巨頭が20年代へ提言
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· 2020-01-08 · ソース:人民網 |
タグ: ビジネス;投資;経済 | 印刷 |
馬雲氏:自分に常に3つの問題を問いかける
阿里巴巴(アリババ)を創業した馬雲氏は、「未来の各業界・各産業はすべてデジタル経済によって変化させられる。貿易、金融、物流などのゲームのルールがすべて再構築される」と述べた。
こうした状況の中、「5年後になっても、あなたの会社が何も変わらなかったとすれば、あなたはきっと間違っているだろう」という。
馬氏は、「未来の企業が成功を望むなら、デジタル経済とインターネット経済をしっかり取り込まなければならず、外側から見る目を内側から見る目へと迅速に切り替えなければならない。自国の経済をしっかりやるのが、何よりも重要だ」との見方を示した。
馬氏は企業家に次のようなアドバイスをした。
▽しっかりした視野をもって、世界の変化と顧客のニーズを読み取ること。
▽自分は何をもっているか、何をしたいのか、そのために何を捨てられるかを常に自分に問いかけること。
▽女性社員を増やすこと。すばらしい企業になりたければ、女性社員の割合を少なくとも50%にする必要がある。
董明珠氏:経済不振の時に弱点分野を探す
格力電器の董明珠会長兼社長は、「経済が不振なときに市場が停滞していると単純に考えてはならない。逆に主体的にチャンスを探し、弱点を探さなければならない」との信念をもつ。
董氏によると、すべての人やモノがインターネットにつながる「IoE」は新たなチャンスであり、製品の更新やバージョンアップのニーズもチャンスだという。
董氏は、「企業家は現状に向き合い、現実を尊重し、着実に足元を固めることだ。 少なくとも一般の人々とは異なる特質を備え、困難に直面すれば問題解決の方法をできる限り見いだす。ただ叫ぶだけではなく、尻込みすることはもっといけない」と述べた。
雷軍氏:これから10年間の「中国のチャンス」をつかまえる
創業から約10年、「労働模範」となった雷軍氏が率いる小米(シャオミ)は、2019年に世界トップ500社入りするという快挙を成し遂げた。この「若さ」で500社入りした企業は、それほど多くない。
雷氏は現在のことから昔を振り返り、「数年前には中国製携帯電話と言えば『コピー品』 のようにみられていたが、今や世界中が中国製品の実力の高さを認めている。
これは天地をひっくり返すような変化だ」と述べた。
雷氏は、「これからの10年間は中国のものだ。企業家はこのチャンスをしっかりとつかまえなければならない。起業自体はそれほど華々しいものではなく、成功の秘訣はただ一つ、まじめに一所懸命に働き続けることだ」と述べた。
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