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グッズの「戦場」で哪吒がミッキーに勝てないのはなぜ?
  ·   2019-08-14  ·  ソース:人民網
タグ: グッズ;映画;経済
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哪吒は映画も関連グッズも売り上げを伸ばしているが、これまでの国産アニメ映画の経験を踏まえると、グッズ収入と興行収入では比較にならないことが多かった。15年に封切りされた「西遊記 ヒーロー・イズ・バック」は好評で動員数も多く、関連グッズもオンライン発売初日に営業収入が1千万元に達したが、最終的には5千万元に届かず、その一方で興行収入は10億元に迫った。

阿里巴巴(アリババ)影業集団傘下のグッズプラットフォーム・阿里魚の王国毅副社長は、「相対的に言えば、アニメやSFなどジャンルの映画は実写映画よりも関連グッズを作りやすい。ハリウッド作品と比べて、中国の映画グッズ市場はまだ初期段階にある」と述べた。

国泰君安証券のまとめた研究報告によると、ハリウッド映画のグッズ開発は明らかに段階を踏んでいる。13年のディズニーアニメ「アナと雪の女王」の場合、映画の興行収入が第1段階、それからDVDが発売され、オンデマンドで配信される。第3段階はテーマパーク、そして最後は消費財、舞台公演、ゲーム開発などの形で「稼いで」いく。ヒロインのエルサのフィギュアは米国市場で2600万ドルを稼いだという。

阿里魚は以前、「永遠の桃花~三生三世~」と「旅かえる」などの関連グッズプロジェクトに参加したほか、傘下のクラウドファンディング・プラットフォームで塞凡科幻空間と中影営銷が共同製作したSF映画「さまよえる地球」に出てくる惑星エンジンや輸送車のレプリカといった関連グッズを発売した。王氏は、「ハリウッド映画は全体的にレベルが高く、一連の著作権を備え、関連グッズ開発の計画と管理はより専門的で規範化されており、ライセンス所有者からの信頼も厚く、協力を展開する際には従うべきルールがちゃんとある」と指摘した。

映画ファンの多くがネットで哪吒グッズについて語る時、「応援したいがなかなか手に入らない」と嘆く。「哪吒の周辺グッズを買うのは、新鮮さや楽しさを味わいたいからで、10日も半月も待っている間に、トレンドは終わってしまう」という。

王氏は、「今や、中国は誰かのために代理加工をする世界の工場にはとどまらない。成功した関連グッズは文化娯楽コンテンツとうまく結びついているもので、『爆発的人気グッズの誕生=適切なキャラクター+細やかなブランド設計+創意工夫を凝らしたデザイン』だ。キャラクターグッズの分野で、工業製造、ブランド創造、オリジナルデザインなどの各能力を十分に発揮させようと思えば、ライセンス協力のリスクをできるだけ低下させ、協力パートナーの積極性と主体性を発揮させることが必要だ」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2019年8月14日

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