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グッズの「戦場」で哪吒がミッキーに勝てないのはなぜ?
  ·   2019-08-14  ·  ソース:人民網
タグ: グッズ;映画;経済
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ここ数年、中国国内の映画娯楽産業が急成長を遂げている。特に一部の作品は好評で動員数も多いが、キャラクターグッズ市場はまだ十分に構築されていない。中国経済網が伝えた。

キャラクターグッズとは、キャラクターのコンテンツ収入のほかに、派生して生まれた一連の消費財を指す。最も典型的なケースは映画の関連グッズで、衣類、玩具、フィギュア、マンガ、テーマパークなどの周辺商品がある。世界での事例からわかるのは、優れたキャラクターグッズの展開力は往々にしてコンテンツそのものを上回ることだ。たとえば米国のウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのキャラクター「ミッキーマウス」は1928年の誕生から現在までの間に、関連グッズのライセンス収入だけで毎年約25億ドル(1ドルは約105.5円)を稼ぎ出す。

8月11日現在、中国産アニメ映画「哪吒の魔童降臨」は興行収入が累計34億5千万元(1元は約14.9円)に達し、中国映画興行収入ランキングで5位になった。封切りから13日連続で単日の興行収入でトップに立ち続け、中国映画史上初の「興行収入30億元クラス」入りしたアニメ作品になった。映画チケット情報プラットフォーム「猫眼」のチケット専門サイトによれば、「哪吒」の最終的な興行収入は47億元に達する見込みという。

興行収入の爆発的な伸びが関連グッズの人気も牽引し、淘宝(タオバオ)のプラットフォームでは公式ライセンス商品の1枚99元するTシャツが、予約開始から2日で6千枚の受注があり、名実ともに「爆発的人気商品」になった。

オンラインショッピング案内プラットフォームの返利網がこのほど発表したデータでは、中国産マンガ・アニメの関連グッズがマンガ・アニメグッズの全売り上げに占める割合は、2017年の14.02%から、今年上半期は38.45%に上昇した。数字を押し上げる中心層は95後(1995年から1999年生まれ)の若い世代だ。返利網のデータによれば、今年1-7月の国産アニメグッズの売り上げでは、95後が47.34%を占め、他の年齢層の消費者を大幅に上回った。

観客やファンからは、作品を高く評価する声とは裏腹に、グッズについては恨み節も聞こえてくる。「哪吒のフィギュアが手に入らない」、「哪吒と同じ乾坤圏ブレス、敖丙と同じ竜の角のヘアピンがほしい。公式グッズはいつ発売になるの?」、「値段があまり高くならないで、質も確保してほしい」といった声が聞こえる。

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