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中国国際輸入博覧会に出展する日本の中小企業をピックアップ!【生活編】
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· 2018-11-02 · ソース:北京週報 |
タグ: 中国国際輸入博覧会;展示品;経済 | 印刷 |
ピアノ演奏用シューズという新たな視点-リトルピアニスト
ピアノを練習する場合、靴を履いて演奏することはほとんどないが、演奏会などでは子供でもヒール付きの靴を履くため、本番でペダリングの感覚の違いに戸惑ってしまうことがある。ピアノを習う娘のそんな苦労に注目し、誕生したのがリトルピアニスト株式会社のピアノ演奏用シューズ。同社の倉知真由美代表取締役は、「今回が初の中国進出となるので、博覧会を通じて、ピアノシューズの周知や中国市場における販路拡大を目指しつつ、日本製にこだわり、ハイクオリティで優れた商品を販売したい」としている。
伝統的な土鍋をIH調理器対応に-株式会社小菊製作所
同博覧会で代理店契約や新規開拓を目指すという株式会社小菊製作所が扱うIH土鍋は日本のよき伝統の土鍋をIH調理器に対応させているだけでなく、デザイン性と実用性の両方にこだわり、そのまま食卓に出しても、おしゃれで、機能的な土鍋。また3年ほど前から中国での展示会に参加している同社は、中国の家庭でもIH調理器が次第に普及している現状を受け、当初の直火用の土鍋から、昨年からIH土鍋の輸出を始めており、「中国のライフスタイルの一部としてIH対応調理器具の普及を促進し、今後の販路拡大も十分に期待ができる」としている。
ECサイト活用し、更なる販路拡大目指す-アイセンインダストリアル株式会社
カラフルで可愛らしいデザインが特徴的なアイセンインダストリアルの製品。中国進出は30年、中国での販売も上海を中心とした沿海部の実店舗やECサイトでの実績が8年あり、今回の博覧会をきっかけに内陸部へとその販路拡大を目指しているという。日本ではまだあまり馴染みのないEC販売やソーシャルメディア宣伝にも積極的に取り組み、いわゆる「網紅商品(ネット人気商品)」を生み出している。
中国と日本に共通する美を追求-大越工芸品製造株式会社・銀祥堂
「中国と日本の伝統美、東洋の美の再興のきっかけの1つにしたい」という期待を抱き、同博覧会への出展を決めた大越工芸品製造株式会社。同社では「銀祥堂」の屋号で茶道具を取り扱っており、古来から伝わる東洋思想に基づいた美を追求しているという。同社の大越忍代表取締役は、「東洋の伝統工芸品のデザインには様々な意味が込められており、その大切な思想を形に表現し、後世に伝えていることが当社の製品が受け入れられている理由の1つ」としている。
馴染みやすい食文化を届ける-株式会社井上商店
日本国内ではソフトふりかけの「しそわかめ」で幅広い支持を得ている株式会社井上商店。中国においては日本のコシヒカリを使用した常温で持ち運びしやすい「お粥」を上海、成都、天津などで販売しており、好評を博しているという。同社の柳井正司氏は、「日本から距離も近く、食文化も馴染みやすい中国で、今回の博覧会をきっかけとして様々な商品の販路拡大につなげたい」としている。
今回、ジャパン・パビリオンでは「匠の心」とイノベーションを意味する「創新」をかけあわせた「匠心×創新(たくみのこころ・そうしん)」をテーマに、日本の優れた商品や技術、サービスを発信していく(文・玄番登史江)。
「人民網日本語版」2018年11月2日
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