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中米貿易戦争勃発で日本に緊張ムード 狭間で苦境か
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· 2018-07-10 |
タグ: 貿易戦争;日本;経済 | 印刷 |
トランプ大統領は主に欧州と日本からの輸入自動車に対する関税を、2.5%から25%に引き上げることを打ち出した。アナリストは、「この動きは米国が日本との貿易交渉でより大きな影響力をもつようにするため、日本に米国製品をより多く買わせるためとみられる」という。
日本の大和総研の小林俊介エコノミストと廣野洋太研究員は、「25%の自動車関税が実施されれば、日本車は1兆2千億円の損失を被る可能性があるが、中国が輸入自動車関税を引き下げると決定したので、このマイナス影響はある程度相殺できるとみられる」との見方を示す。
報道によると、「一連の動きは日本政府に連鎖反応をもたらすかもしれない。日本政府はこれまで先送りしてきた消費税率引き上げを来年10月に行うとしている」という。
英国のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(The EIU)のチーフエコノミストのフン・シウさんは、「(日本政府は)消費者の感情を支えて、健全な状態に保たなければならない。日本のGDPでは個人消費が最も大きな部分を占めるからだ」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年7月10日
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