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親世代のネット生活がますます充実 消費の新主力に
  ·   2018-06-11  ·  ソース:
タグ: 親世代;ネット生活;経済
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SNSのモメンツは「心温まるちょっといい話」であふれている。やたらに「時代遅れ」のスタンプを使う。ネットのうわさをすぐ信じる。これは若いネットユーザーが親世代のモバイルネットワーク利用について抱く第一印象だが、実際にはこうしたステレオタイプの見方は時代遅れになっている。「北京日報」が伝えた。 

親たちも親戚のおじさんもおばさんも、今やみんな「スマホ族」で、いつでも携帯を手にしており、ウィーチャット(微信)のメッセージにすぐ返信、ミニプログラムもネットライブ配信もネットショッピングも操作はお手の物だ。親世代のネット生活はますます時代の流れに乗り、各種アプリケーションをうまく活用できる人もますます増えている。

▽微信の高齢ユーザーが5千万人突破 

騰訊(テンセント)がこのほど発表した「2017年微信データ報告」をみると、昨年9月末現在、微信の月間アクティブユーザーのうち高齢者が5千万人を突破した。前年同期は846万人だった。微信は今や電話もリアルなコミュニケーションも上回り、高齢者が最もよく利用するコミュニケーションツールになった。これまでは親世代といえば時代についていけない人たちだったが、今ではネットの世界で今後の伸びが期待される潜在的ユーザーと定義されるようになった。

微信のアクティブユーザーに占めるシルバー族の割合が急上昇したのは、「小程序」(ミニプログラム)の応用と切り離せない。ミニプログラムが登場するまで、中高年ユーザーはモバイルネットワークのライトユーザーに過ぎず、チャットしたり動画を見たり文章を読むだけだった。これはアプリケーションの操作が難しいことが原因だった。だが今では各種のミニプログラムによってさまざまなアプリに挑戦しやすくなり、中高年に新しい世界への扉が開かれた。

▽親世代のネット生活スタイル 

親たちは携帯で何をしているのだろうか。彼らは予想よりもずっと時代の流れに乗っている。   80歳の高齢者がネットライブ配信を通じてダンスをし、70数歳のリタイア組が自慢の歌を披露し、60数歳の上海の女性がピアノを勉強している。こんな具合に高齢者でネットライブ配信を利用する人がますます増えている。高齢者がダウンロードしたアプリのうち、ダウンロード件数が平均を上回った上位100アプリをみると、5つがソーシャル型のライブ配信アプリだった。人気のライブ配信アプリでは、パーソナリティーに占める高齢者の割合が6~8%に上る。

統計によれば、高齢ユーザーでアプリのダウンロード件数が20を超える人が85.5%を占め、約半数が30を超える。カラオケアプリの「全民K歌」、美顔カメラ「美顔相機」、ショート動画アプリ「抖音」(Tik Tok)といった若い世代に人気のアプリは、高齢ユーザーの間でも同じように人気がある。健康志向ということでは、高齢者はレシピサイト「下厨房」、シェア自転車の「摩拝単車(モバイク)」、広場ダンスの「糖豆広場舞」などのアプリを利用して、食生活や移動手段や娯楽をより健康的にしている。

注目されるのは、全国にはすでに中高年の手切り族(ネット通販で過剰な衝動買いをしてしまう人々)が大勢いるということで、淘宝(タオバオ)、天猫(Tmall)では3千万人近くに上るという。主力は50~59歳の層で、全体に占める割合は75%に達する。

この主力層は90後(1990年代生まれ)や80後(1980年代生まれ)の親世代にあたり、子どもの影響を強く受けて、暇さえあればネット店舗をのぞいているという。(編集KS)

「人民網日本語版」2018年6月11日

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