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【シリーズ改革開放40周年】進出後発組BMWから学ぶ中国市場定着のヒント
  ·   2018-06-08  ·  ソース:北京週報
タグ: 改革開放;自動車;経済
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「協力の誠意はBMWを動かし、双方はすぐに合意。2003年5月、合弁企業の華晨宝馬汽車有限公司(華晨BMW)が設立された」と藺氏は言う。 

BMWと華晨が協力関係を結んだことで得たのは、中国市場からの巨大なリターンだった。2003~2008年、BMWの中国における販売台数は1万9000台から6万6000台に急増し、最高時には年間成長率が52%に達した。 

「華晨BMWは中国のWTO加盟後に設立された合弁自動車企業で、おりよく中国自動車市場の爆発的成長期に当たった」と藺氏は言う。藺氏によると、販売台数が急激に拡大したため、工場の投資建設予定を早めることになったという。さらに重要なのは、BMWが「中国で、中国のために」という全面的現地化戦略を確立したことだ。

2009年、華晨BMWは生産能力拡張戦略の実施を発表し、翌年瀋陽鉄西工場への投資・建設を行った。2017年末現在、華晨BMWは瀋陽に完成車工場2カ所、パワートレイン工場1カ所を持ち、完成車生産能力は45万台に達する。2018年1月、華晨BMWの200万台目の自動車がラインオフした。 

協力がもたらす互恵・ウィンウィン

「ウィンウィンは協力成功の要だ」。華晨BMW総裁兼CEOのヨハン・ヴィーラント氏は言う。 

現在、BMWが世界で販売する自動車4台のうち1台が中国で販売され、中国で販売されるBMW車5台のうち3台が瀋陽の合弁工場で生産されている。中国の市場と生産拠点がBMWグローバル体系に占める地位はますます重要になっている。BMWは中国で相当な経済効果・利益を得ている。世界経済の回復が力を欠き、需要が不振な中で、この実績は極めて目を引く。

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