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特色ある自由貿易港建設を目指す
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魏建国 · 2018-01-08 |
タグ: 自由貿易;「一帯一路」;経済 | 印刷 |
自由貿易港は自由貿易試験区の単純なバージョンアップ版ではない。自由貿易港の位置づけは全面的開放の新たな高みと言っていいかもしれない。世界で開放レベルが最も高い地域であれば、市場参入や金融制度、税収などの面で一連の特別な政策手配を行う必要がある。
自由貿易港の建設に当たっては、トップダウン設計がこれまでの11の自由貿易試験区より重要であり、最初の段階から権威機関によるトップダウン設計が必要である。自由貿易区は物品流通面の開放に重きを置いているが、自由貿易港は物品流通、貨幣流通、資本流通、人材流通、情報流通を含む全方位的な開放である。自由貿易港は立法機関や政府監督管理機関に対しより高い要求を突きつけている。シンガポールやオランダ・ロッテルダムなどの経験に照らすと、最も重要な変革は法律と監督管理面で行われており、財政、税収、税関、品質検査、出入国検査を含む改革を連動的に行うことが求められる。
中国の自由貿易港建設は、開放度が最も高い国という評価を目指す取り組みである。これはすごいことだ。もしも将来、世界の成功した10の自由貿易港のうち5つが中国国内にあるようになれば、中国は世界でビジネス環境が最も良い国になり、中国の経済開放度は世界の羨望の的になるだろう。
(魏建国、中国国際経済交流センター副理事長)
「北京週報日本語版」2018年1月8日
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