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人気の国産携帯10ブランド 1位華為・2位小米
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· 2017-08-24 · ソース: |
タグ: 国産携帯;華為;経済 | 印刷 |
中華商標協会と中国統計情報サービスセンター(国家統計局世論民意調査センター)はこのほど共同で「2016年に消費者が好んだ携帯電話の10大中国独自ブランド」を発表した。それによると、トップ3には華為、小米、OPPOが並び、4位以下にはvivo、魅族、楽視、聯想(レノボ)、中興、金立、錘子が入った。この結果と市場での業績とは多少のずれはあるものの全体としてはほぼ一致しており、ブランド効果が消費者に対して発揮する「価値」がますます高まっていることがうかがえる。「経済日報」が伝えた。
同センターの江青・執行責任者は、「今回の調査結果は当センターのビッグデータモニタリングプラットフォームで収集したネットワークデータ1億3千件の分析に基づいて導き出されたもので、携帯電話のサイト、掲示板、微信(WeChat)、微博(ウェイボー)、ECプラットフォームなどのデータをすべて網羅し、100以上の携帯独自ブランドをカバーしている。最終的に、ブランドの知名度、消費者の相互連動状況、品質の認知度、企業の評判、製品の評価、ブランドの健全性の6つの指数に基づき、消費者が最も好んだ10大国産ブランドを選出した」と説明する。
結果をみると、華為と小米がトップグループで、優位性が目立った。OPPO、vivo、魅族、楽視、聯想が第2グループで、人気にそれほど差はなかった。中興、金立、錘子が第3グループ。
国産携帯のトップブランド華為は、ブランドの知名度で7.33ポイントを獲得し、小米は2位で6.86ポイントだった。他のブランドはこの2ブランドとの開きが非常に大きく、3位のvivoでさえ4.18ポイントにとどまり、10位の錘子はわずか1.53ポイントだった。消費者からみれば、華為と小米こそ名実ともに大手ブランドだということだ。
業界の分析によれば、この2大ブランドがぬきんでた理由は、まず製品の品質が確かだからだ。京東、淘宝(タオバオ)、天猫(Tmall)などのECプラットフォームで収集したブランドの評価をみると、華為と小米の製品の評価が最も高い。確かな品質、高いブランド知名度により、両ブランドは企業の評価で高いポイントを獲得した。次にこの高ポイントは両ブランドの営業販売が「ユーザー体験を重視」していることと関係がある。両ブランドの消費者の相互連動状況のポイントは非常に高く、華為が8.59ポイント、小米が6.42ポイントだった。3位以降はいずれも5ポイントに達しなかった。
興味深いのは、各指数の評価をみると、製品の評価で魅族が3位になり、品質の認知度でOPPOが華為と小米を抑えて1位になったことだ。ここからこの2ブランドの製品には独特の優位性が備わり、今後の発展の潜在力が非常に大きいことがわかる。
同協会の王培章事務局長は、「今や、国内消費は『商品の消費』から『ブランドの消費』へと明らかに移行しつつあり、ブランドの知名度と影響力が消費行為にとってますます重要な誘導要因になっている。ビッグデータプラットフォームで集めた国内市場に出回る国内外215ブランドの評価結果によると、国産携帯は多くの指標で海外ブランドとまだ開きがあり、価格は中価格帯から低価格帯に集中している。これが意味するのは、中国企業にはまだ大きな飛躍の可能性があるということだ」と話す。
また王事務局長は、「今回の調査によって、ほとんどの国産携帯ブランドは『土台』がまだしっかりしていないこと、より着実な製品の品質向上の取り組みとより効果的なブランド普及の取り組みが必要なことがわかった。中国企業はブランドの意識を高め、ブランドという無形資産をしっかり活用していくべきだ」と指摘する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月24日
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