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まさに中国版「深夜食堂」 山西省で長年続く「インスタントラーメン店」
  ·   2017-08-09
タグ: 中国版;インスタントラーメン店;経済
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  薛さんの店のインスタントラーメンは、茹で方は普通であるものの、トッピングの仕方は独特。常連客は、まずラーメン鉢を取り、調味料を自分で入れて、それを薛さんに渡すと麺と卵、ソーセージを入れてもらえることを知っている。インスタントラーメンに付いている粉末スープのほか、コリアンダー、ニンジン、ザーサイ、大豆など、調味料は自分の好みで入れることができる。

小さな店は多くの客でにぎわっており、うわさを聞きつけて初めてやって来た人もいれば、友人と一緒に思い出の味を楽しみにやって来た人、さらには常連客もいる。ここによく食べにくるという80後(1980年代生まれ)のある男性は、「ここに初めて食べに来たのは20年前。その時はまだ11か12歳で、友達と遊んでからここに来てインスタントラーメンを食べた。あの時はまだ1杯3元(約50円)で、卵も付いていた」と話した。

約20年前、太原市の北二巷では夜にインスタントラーメンだけを売る店がたくさん並んでいたが、今でも続いているのは薛さんの店だけだ。「私たち中国北方出身の人にとって、夜食といえばインスタントラーメン。インスタントラーメンは簡単で、すぐできるし、お腹も膨れる。インスタントラーメンの店をやりたいと思って始め、いつの間にか何十年も経った」と薛さん。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年8月9日

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