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摩拝単車がレインコート販売 多元的収益モデル模索
  ·   2017-07-06  ·  ソース:
タグ: 摩拝単車;収益;経済
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ラジオ放送「経済之声」が伝えたところによると、漫画アニメーション、映画、ゲームの世界では、関連商品を打ち出すことがごく当たり前だ。そして今、バイクのシェアリング事業を手がける摩拝単車(モバイク)は自社関連商品を打ち出している。

「微信」(WeChat)のアカウント「摩拝単車中国」がこのほど出した広告によると、独立デザイナーブランドexciTINGと共同で携帯用レインコートを販売することにしたという。このレインコートは非常に個性的な目を引くデザインで、価格は決して安くない。摩拝の微店(WeChatショップ)での販売価格は268元(約4556円)だが、各大手ネット通販プラットフォームで販売量の上位に並ぶのは、基本的に100元(約1661円)以下の商品ばかりだ。

摩拝の微店の情報によると、このレインコートの第1回生産量は300枚で、これまでに50枚ほどが売れたという。シェア自転車の利用者で、こういうレインコートはいらないという人もいれば、買ってもいいと考える人もいる。

摩拝は、「このレインコートは摩拝の新たな試みであり、雨の多い夏のシーズンに移動するユーザーに新たな選択肢を提供することがねらいだ。ユーザーの暮らしによりよくとけ込み、バイクの走行体験がもっと安全に、もっと楽しく、もっとファッショナブルなものになることを願う」と話す。

中国国際貿易促進委員会国際貿易研究部の趙萍部長は、「摩拝の今回の試みは、より多元的な営利モデル追求の試みであり、今後も続けて新たな周辺商品を打ち出すとみられる。優れた周辺商品は中核的商品の市場における位置づけと重なり合う部分が多くなければならず、こうしてこそよりしっかりしたユーザーの基盤を作り上げることができる」と話す。

また趙部長は、「導入した周辺商品は業務と直接関連がなければならない。摩拝が提供するシェアバイクサービスでは、走行過程で生じる可能性のある問題の解決に必要な商品・サービスがユーザーに歓迎されるとみられ、購入するユーザーもいるかもしれない。また周辺商品の位置づけは中核業務のユーザーの所得水準とつりあっていなければならず、教育的背景や中核的ニーズとより多くの面で重なり合っていなければならない。そうでなければユーザーは買おうとは思わない。言い換えれば、買えるかどうかがより重要だということだ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年7月6日

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