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粤港澳大湾区を世界的イノベーション・ベイエリアに
肖智星  ·   2017-07-03
タグ: 香港;イノベーション;経済
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粤港澳大湾区はインテリジェントIoT時代の発展をリードする基盤と優位性を備えている。粤港澳大湾区のGDP総量は現在すでに1兆3600億ドルに達し、世界第3のベイエリアに躍進、しかも急成長を続けている。2017年版のグローバル・イノベーション・インデックス(GII)は世界のイノベーション能力・成果の高い地域クラスター100カ所を選出しているが、粤港澳大湾区は2カ所選ばれている。そのうち深圳・香港地区は第2位で、第3位のサンフランシスコ・ベイエリア(シリコンバレー)を上回り、東京ベイエリアに次いでいる。次に、粤港澳大湾区のインテリジェントIoT時代における独自の競争優位性に目を向けるべきだ。インテリジェント科学技術の発展趨勢はハードウェア、ソフトウェア、サービスが三位一体になっていることであり、どれも欠かすことはできない。将来、エレクトロニクス製品であれソフトウェア開発であれ、必ずインテリジェント設備において統合され、同時にクラウド上のサービスと相互に接続されるはずだ。都合のいいことに、イノベーション要素が完備され、産業設備が整っていることは粤港澳大湾区独自の優位性である。香港の金融サービス、深圳の科学技術転化、広州の総合サービス、珠江デルタの生産・製造が完璧に組み合わされれば、インテリジェント科学技術企業に産業チェーンの全段階で整ったサービスを提供できるだけでなく、高効率で低コストという競争優位性を作り上げることも可能になる。

今後10年のインテリジェントIoT発展のチャンスをつかめば、粤港澳大湾区は2030年頃に世界の先端インテリジェント科学技術イノベーション・センターとなり、サンフランシスコ・ベイエリアと肩を並べる、ひいては世界の新たな科学技術革命と産業変革の先駆者や指導者となり、後追いをする立場から肩を並べて走る立場へ、さらにはフロントランナーへという根本的な転換を成し遂げることも期待できる。(肖智星、広東省社会科学院情報センター)

「北京週報日本語版」2017年7月3日

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