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宅配企業が副業で「通販」を手がけるのはなぜか
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· 2017-05-03 |
タグ: 宅配企業;通販;経済 | 印刷 |
宅配企業が通販事業に挑戦するようになってすでに何年か経つが、通販市場での業績はそれほどめざましいものではない。取り扱い品目が充実した申通の「愛買網超」は開設から2カ月で「夭折」し、その他の宅配企業の通販プラットフォームも泣かず飛ばずといった状況だ。
宅配物流コンサルティングサイト・快逓物流諮詢網の徐勇チーフ顧問は、「宅配企業が通販を手がける場合のターゲット市場は細分化された市場であるべきで、大手通販プラットフォームとの差異化による競争を展開しなければならない。通販企業と宅配企業は重点を置くところがそれぞれ異なり、通販企業は主に集中的調達の優位性を発揮することに重点を置き、宅配企業は主に細分化された市場での物流の優位性を発揮することに重点を置く。このため、宅配企業は自身の優位性に基づき、市場での調査研究とモニタリングを通じて、特定の細分化された市場に焦点を当てて消費者のニーズに合ったサービスを提供することが必要だ」との見方を示す。
現在、国内通販市場のシェアはアリババと京東で89%を占め、蘇寧易購、唯品会、国美在線で約5%を占め、安定したピラミッドが形成されている。後発組は参入のカベが高く、模倣が難しいブルーオーシャン市場をみつけて、これを丁寧に深く耕していくしかない。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月3日
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