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インターネットが牽引する労働市場の回復
  ·   2016-11-08
タグ: インターネット;新卒者;経済
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「インターネット+」の政策恩恵続く

「インターネット+(プラス)」のトレンドに乗って、インターネット通販や「微商」(SNS「微信(WeChat)」のフォロワーに対する商品宣伝・販売)など新興の職業がたちまち人気になり、人材需要が増え続けた。また例えば、電子商取引の発展によって宅配業界の求人需要が激増したことで、交通運輸や倉庫・郵政業の求人需要が大幅に増え、徐々に第3次産業の上位に入ってきた。データによると、電子商取引が急成長した影響を受けて、交通運輸業界も電子商取引や物流関連の求人を大量に増やしている。中国の「安定成長」の利器である交通運輸業界の第3四半期の求人は前年同期比で74%増えた。

今後の経済発展を牽引する主要手段と調節力として、「インターネット+」政策が及ぼす恩恵は依然として続き、労働市場情勢指数も上昇が見込まれる。

モデル転換・グレードアップが労働市場問題解決の根本的原動力

全体的に見て、国内経済構造転換のプロセスで、異なる業界間の労働市場情勢の二極分化現象は依然として顕著であり、「活況と低迷が同時に存在する」現象が起きている。労働市場情勢が最も良好なインターネット/電子商取引業界の情勢指数は7.28であるのに対し、エネルギー/鉱産物/採掘/精錬業界の情勢指数は最も低く、わずか0.20にすぎない。これは、石炭・鉄鋼業界の「生産能力淘汰」政策の実施に従って、関連業界の求人数が求職者数をはるかに下回っていることを示している。

これについて、専門家は次のように指摘している。人材市場の需給と企業求人状況から見て、現在求人が比較的旺盛なのはやはり主にモデル転換とグレードアップに早くから着手し、力を入れて取り組み、顕著な進展と効果を上げている地域と業界だ。インターネットと従来型業界が融合する過程はまさに従来型業界のモデル転換とグレードアップの過程である。特にインターネット金融、投資、保険、物流、仲介にはいずれも明らかなインターネット化の趨勢が見られ、それ故にこうした明らかなインターネット「改造」が行われた業界には巨大な人材需要が生まれている。

経済のモデル転換・グレードアップと構造調整・最適化は労働市場問題を解決する根本的原動力である。そしてその過程で、インターネットは間違いなく重要な役割を発揮するだろう。

「北京週報日本語版」2016年11月8日

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