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都市生活にあこがれる中国人 田舎生活にあこがれる日本人
  ·   2016-09-26  ·  ソース:
タグ: 中国人;日本人;経済
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「混雑した都市を離れて、美しい自然の中で生活したい」。これは、離島に引っ越す人たちに共通する思いだ。現在、日本では、「移住ブーム」が起きており、多くの人が田舎へと移動している。「島」はそのような現象が起きている典型的な場所で、八重山諸島で最も人気の石垣島を例にすると、毎年5000人が移住して来る。一昔前の人々が、「東京の名門大学に入学し、一流企業に就職し、大都市で家族と共に住み、裕福な生活を楽しむ」というのを目標にしていたのとは違い、今の日本の若者は田舎での生活にあこがれている。さらに、移住を資金面で援助する自治体もあり、田舎生活は多くの人にとって魅力的なものとなっている。中国新聞周刊が報じた。

日本はどれほど移住ブームとなっているのだろう?統計によると、2015年、東京を離れた人の数は37万を超え、うち20-30歳の若者が激増した。日本メディアは15年を日本の「地方創生元年」と呼んでいる。東京のふるさと回帰支援センターでは、14年の時点で専属の移住相談員を配置した県は5県だったものの、15年には29県と大幅に増え、相談に来た人も2万人と前年の2倍以上になった。

その理由には、日本の政府が移住を大々的に推奨していることのほか、東日本大震災の後遺症で、子供のいる家庭が首都圏から「避難」したいという思いになっていることがある。また、自分の好きな生活スタイルを選びたいという若者も増えている。一昔前の人々が、「東京の名門大学に入学し、一流企業に就職し、大都市で家族と共に住み、裕福な生活を楽しむ」というのを目標にしていたのとは違い、首都圏で成長した優秀な若者や、海外経験豊富な若者などは大自然に囲まれた田舎で生活しながら、自分らしさを見つけ、仕事もしたいと願うようになっている。  

15年、相談に来た人に最も人気があった移住先トップ10は、長野県、山梨県、島根県、静岡県、岡山県、広島県、高知県、秋田県、大分県、宫崎県だった。うち、長野県と山梨県が長年、1位の座を争ってきた。その原因は、田舎であるものの、首都圏からも近く、生活が便利ですぐに住みなれることができるからだ。

以前、あまり注目されていなかった島根県は、14年に初めてランク入りし、15年には一気に3位に浮上した。島根県に移住したいと願う人のうち、若者が圧倒的に多く、20—30歳が50%以上を占めている。  

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