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市場は人民元相場変動の内包的な意味を見極めるべき
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· 2016-01-28 · 北京週報 |
タグ: 相場;人民元;経済 | 印刷 |
国際通貨基金(IMF)の副総裁に就任した朱民氏は1月22日、スイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した際、「世界金融市場の変動はすでに新常態(ニューノーマル)に入っており、中国市場の変動は世界市場変動の一部分にすぎない。外部の一部の人々は中国経済発展モデルの転換を十分に理解しておらず、人民元為替相場変動の内包的な意味を見極めていない」との見解を示し、次のように述べた。
このところ人民元相場に変動が出現しているが、これは1つの過程にすぎない。現在、市場は人民元の対米ドル相場の下落しか目に入っておらず、それが内包的に意味することを見極めていない。以前、人民元の対米ドル相場は比較的固定されていたが、今は管理変動相場制が採用されており、市場化の傾向が明らかに強くなっている。
朱氏によれば、現在人民元には、人民元の対ドル相場、人民元自身の変動比率、対通貨バスケットのCFETS人民元指数という3つの重要な指標がある。中国人民銀行は近ごろ、人民元為替レートは通貨バスケットをより参考にして決定するとの方針を明らかにした。
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