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理に適うサーキットブレーカー制度の一時停止
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· 2016-01-12 · 北京週報 |
タグ: 中国;株式;経済 | 印刷 |
中国A株は1月4日と1月7日の2営業日、サーキットブレーカー発動基準として設定されている下落幅の5%(15分取引中断)と7%(終日取引停止)まで下落する事態となった。サーキットブレーカー制度が株式市場の暴落を招いたと非難する声が至る所で上がっている。
サーキットブレーカー制度とは、株式・先物取引において、価格変動幅が規定の数値に達した場合、取引をしばらく中断するか、または取引は継続できるが価格変動幅を規定数値以下に制限する取引制度。主には盲目的な取引や間違った取引を避けるためのもので、投資家の取引リスクを抑制して考える時間と売り買いの時間を稼ぎ、市場の冷静さを取り戻し、間違いを正す仕組みを提供する。
もしサーキットブレーカー制度が株式市場の下落を招いたのだとすれば、中国がサーキットブレーカー制度を導入するまで株式市場は下落しなかったのか?だがサーキットブレーカー制度導入後の1月5日と1月6日の2営業日には、A株は上がっていた。ということは、サーキットブレーカー制度が株式市場の上昇をもたらしたと言えるのか?
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