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世界に「中国」PRする五輪の表彰式用ユニフォームをデザインしたティン・イップ氏
  ·   2021-09-01  ·  ソース:人民網
タグ: 五輪;デザイン;文化
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「大明宮詞」の撮影中に女優の衣装をチェックするティン・イップ氏(写真左、資料写真)。

五輪の表彰式用ユニフォームは中国の伝統的なスタンドカラーの立ち襟タイプのデザインで、立ち襟の赤いラインがチャックに沿ってへその下あたりまで伸びている。そこには、中国カンフーの「気を丹田(へその下の下腹部)にためる」という精神が込められている。また、白を基調にしたユニフォームにすることで、赤がより一層際立つようになっており、空白の部分を敢えて設ける「留白」という中国の芸術における知恵を活用している。またユニフォーム全体は体が上に向かって伸びていくようなデザインとなっており、「白がメインで、上の幅が広く、下にいくほど絞られているため、足が細長く見える。また、腰のラインが美しく、肩ががっしりと見え、落ち着いてどっしりとしていて、迫力を感じられる」仕上りとなっている。

中国の選手が表彰台に次々に上がるたびに、ティン・イップ氏は「龍服」の視覚効果をチェック。「エネルギッシュな、湧き上がるようなパワーを感じることができ、いい出来栄えだったと思えた」と、思い通りの仕上がりになったことを実感したという。

そして「龍服」のデザインを通じて、世界に中国の物語をPRすることもできたとし、「科学的で、文化的な仕上がりにして、見る人の印象に残る感じにしたかった」と話すティン・イップ氏は、中国文化について、「内面的な無形の力を秘め、芸術作品にすると無限の可能性があり、尽きることなきアイデアを生み出してくれる」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2021年8月31日

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