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太極拳無形文化遺産登録やブラインドボックス輸出拡大は「立体的な中国」のPR
  ·   2020-12-28  ·  ソース:人民網
タグ: 太極拳;文化遺産;文化
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太極拳がこのほど、ユネスコ無形文化遺産に登録された。また、ブラインドボックスが120ヶ国以上に向けて輸出され、輸出額は前年同期比で400%増になった。この2つのニュースは全く無縁にも見えるが、実際には共通の方向性がある。その方向性とは、「伝統」と「現代」がコラボレーションする中国文化、バラエティに富み多元性ある「立体的な中国」だ。光明日報が報じた。

「中国文化とは?」と中国人に質問を投げかけて見ると、十人十色の答えが返ってくるだろう。なぜなら、中国文化はバラエティに富み、それを知り尽くすことは難しいからだ。しかし、遠い外国の人に同じ質問を投げかけると、その答えは単調なものになるだろう。残念ながら、それは現実であって、海外の一般の人にとって、中国文化はそれほど知られてはいないからだ。

中国は長い歴史と輝かしい文化を誇り、シルクロードが中国と欧州を繋いで、かつては中国のシルクや陶磁器、茶葉などが欧州で一世を風靡した。ヴェルサイユ宮殿をはじめとする欧州の宮殿では今でも、多くの「中国の要素」を目にすることができ、当時の「中国テイスト」の人気ぶりを垣間見ることができる。しかし、欧州の一般の人々の中国文化に対する理解となると、ほとんどが連想するのは京劇やカンフー、シルク、陶磁器、茶葉、龍、太極拳、赤い灯篭など、中国伝統文化の側面にとどまってしまう。

もちろん、中国文化は伝統文化だけではなく、中国に対するイメージは、「雅びな中華」という、伝統文化を総括した言葉に留まらせてはならない。バラエティに富み、多元化し、立体的な中国文化と中国のイメージを、一人でも多くの海外の人々に目にしてもらい、知ってもらう必要があるだろう。中国人は現在、アグレッシブに生活し、さまざまなものを作りだしている。中国人の物語は変化に富み、喜怒哀楽のある生き生きとした生活を送り、その文化クリエイトやアートの実践を見ると、長い歴史を誇り、燦然と輝く伝統文化をベースにしながらも、鮮やかで情熱的な現代生活がそこに詰まっている。それらは、各国の人々と心を通わせる要素となるほか、共感を覚えやすい。

実際には、現在の中国の文化クリエイトは、市場のパワーだけで海外進出を果たせるようになっている。ここ20年、中国のオンライン文学が勢いよく台頭しているのは、非常に鮮明な文化現象だといえる。ここ数年、中国のオンライン文学は東南アジアや欧米諸国に大量に進出し、好評を博すようになっている。そして今、中国のブラインドボックスも輸出が飛ぶ鳥を落とす勢いで増加しており、ブームを起こしている。

太極拳はユネスコ無形文化遺産に登録され、オンライン文学やブラインドボックスが海外進出に成功し、中国の人々の自国文化に対する自信は増す一方となっている。貴重な伝統文化の価値を重視すると同時に、現在のライフスタイルや文化クリエイトの独特の魅力にも目を向けなければならない。対外文化交流や海外への文化PRにおいては、「高尚な文学や芸術作品」と「通俗的な文学・芸術・演芸」ものを分けるしきたりを捨てなければならない。優美、優雅な「殿堂級」の伝統文化をPRすると同時に、現在の中国人のライフスタイルを自信をもって紹介し、その人生のドラマ、文化の実践、アート・クリエイトの成果を世界に伝えなければならない。

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