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観光地の文化クリエイティブグッズが「口紅」に着目する理由は?
  ·   2019-05-07  ·  ソース:人民網
タグ: 口紅;グッズ;文化
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〇文化クリエイティブグッズの開発、授権はあくまでも慎重に 

文化クリエイティブグッズの開発は、現在、非常に盛んになっている。故宮文化クリエイティブグッズの2017年売上は15億元(1元は約16.35円)に達した。2018年、北京市公園管理センターの文化クリエイティブグッズは4989種類に上り、売上は4千万元を上回り、販売店は31店舗、総面積は約3600平方メートルに達した。このうち、頤和園と天壇公園、北京動物園のオンライン店舗が段階的にオープンし、実質的な運用段階に入っている。

クロスボーダーのタイアップは、伝統的な文化創造ブランドに新たな活力を注いだが、これまでの状況をみると、品質問題によって「転覆」するケースが頻発している。

故宮淘宝のメイク商品は一度その生産をストップした。その一因は、「パッケージの質が悪い」、「商品そのものの色味が高級感に欠ける」といった一部消費者からのクレームだった。瀘州老窖が発売したカスタムメイド香水は、消費者から、「パッケージが雑」、「ボトルに高級感が感じられない」、「ノズルがすぐ壊れた」、「香りが某有名ブランドの香水とほぼ同じ」、「価格が高すぎる」など多くの非難コメントが寄せられた。大白兎ブランドのリップクリームは、飛ぶように売れたが、その後、疑問の声が続出。商品を受け取った後、「宣伝にPRされていた大白兎キャラメルの味などしない。まるで偽物を買った気分」というコメントもあった。

業界内に目を向けると、文化クリエイティブグッズに対する人々のニーズにおいて、「実用性」と「品質」が依然最重要ポイントだ。観光地の文化クリエイティブグッズが利益を追求することは、過度に非難すべきことではない。だが、開発を授権することについては、慎重の上にも慎重を重ねるべきだ。消費者のトレンドに盲目的に追随し、伝統文化の評判を下げるべきではない。また、観光地の文化クリエイティブグッズは、伝統文化や美学教育の普及という重責を負うべきであり、文化クリエイティブグッズを、真の意味で、「持ち歩ける文化」に仕立て上げる必要がある。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年5月7日

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