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中国で「一大イベント」から「生活の一部」に変化遂げた「映画鑑賞」
  ·   2018-12-14
タグ: 映画;娯楽;文化
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80後(80年代生まれ)の劉彬さんは98年、中国でも上映された米映画「タイタニック」を見た。劉さんはその映画を見た時の盛況ぶりや感想を「センセーショナル」という言葉で表し、「その後しばらくハリウッド大作が流行した。本当におもしろかったというよりは、物珍しかったから」としている。

しかし、そうした状況にはたちまち変化が訪れた。大学生になった劉さんは、「映画館がどんどん増え、気軽に映画を見られるようになった。学校の周辺には、2キロ以内にいくつも映画館があるし、それ以外にも隣にある大学の講堂で10元払って映画を見ることもできる」と話す。

さらに劉さんは、「現在、映画鑑賞が生活の一部になっている。チケットを買うのも便利だし、いろんな映画が上映されている。映画鑑賞は、『食事』や『授業』と同じぐらい普通のこと。周りの若者もみんなそう感じていると思う」とした。

著名な映画評論家・索亜斌氏も、「80年代前後、一般の人々にとって最も重要な娯楽、文化消費というと映画だった。学校も映画館を貸し切って学生が映画鑑賞するよう企画したりして、映画鑑賞は一大イベントのようでとても楽しいことだった。そして92年ごろ、中国の映画アートがピークに達し、たくさんの優秀な作品が登場した。例えば、93年の『さらば、わが愛/覇王別姫』(原題: 覇王別姫)」は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。02年以降、中国映画は、市場化、産業化が進み、規範の下で、健全に発展するようになり、十数年連続で、毎年20%以上のペースで成長している。そして、映画が大衆文化消費のピラミッドの一番上のような存在になり、ファッション性、特別感を帯びるようになり、代替できない最高の視聴体験となった」と分析した。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年12月13日

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