中国航天科工集団有限公司（以下、同社）はこのほど、宇宙スーパーサーバー、宇宙スーパーデータバンク一体機、宇宙スーパーストレージアレイという3種の大型国産化情報技術設備、プラグインリアルタイムOS「天熠」、プラグインリアルタイムOS「海鷹翼輝」、安全モバイルOS「科斗」という3種の小型国産化情報技術製品を重点的に展示した。また、同社の国産化情報技術分野の全体的な能力、最新の成果を全面的に展示した。人民日報が伝えた。 

情報によると、3種の大型情報技術設備のうち、宇宙スーパーサーバーはオフィスネットワークの国産化を推進する革新的な成果だ。サーバーのCPUと取引型データバンクという2つのコア技術で進展を成し遂げた。同社の商業秘密網協同事務システムは、同サーバーの使用を開始している。宇宙スーパーデータバンクは高性能データ管理・保存・処理の3大機能を持つ。チップから完成機やシステムに至る全面的な国産化を実現しており、金融・通信・ビジネス・電力・モバイルオンライン決済などの重要業界において、情報システムの建設を推進する需要を満たす。宇宙スーパー分散型ストレージアレイは、各種大量データ・情報の高効率かつ安全な保存に使用できる。さらに、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、高性能計算などの分野で活用できる。（編集YF）

「人民網日本語版」2018年7月30日