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中国の中学生が朝寝坊を解消するベッドを発明
  ·   2018-05-23  ·  ソース:
タグ: 中学生;スマホ;文化
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串焼きの串の数をより正確に数え、目覚まし時計だけでは起きれない朝寝坊を叩き起こすにはどうすればいいだろうか。このほど重慶両江中学校で開催された第3回重慶市青少年科学素養コンクール決勝戦で、こうした日常生活における問題に対して、全市の小さな発明家たちが創意あふれる解決策を提供してくれている。 

◆串串香を食べながら発明した串数えの神器 

これらの小さな発明の数々は決してハイレベルな技術を必要としている訳ではない。そのインスピレーションはいずれも学生の日常生活への観察から得られている。例えば南岸区天台崗小学校の5年生の肖文俊くんは、重慶の人々にとって最も親しみのあるご当地グルメ・串串香(串刺しにした食材をスパイシーな鍋で煮込んで食べる料理)という日常のワンシーンから「串串香スマート串数え神器」を発明した。

「父と串串香を食べた時に、ほとんどの店が重さを量って金額を計算していることに気づいた。この方法だと正確さに欠けることもあり、信用問題にも関わる」と考えた肖くんは赤外線センサーを使って、この作品をデザインした。串を左側の容器に入れると、センサーにより右側のディスプレイに自動計算された本数が表示される。肖くんによると、「こうすれば数字はより正確で、店も人件費を削減し、信用問題を回避できる」という。

◆どんな朝寝坊でも目が覚める振動するベッド 

安梓瑞くんは魯能巴蜀中学校の1年生。彼の発明品はベッドに目覚まし時計と振動装置を設置することで、寝ている人の目を覚ますというもの。目覚まし時計が鳴ると、床の底に設置されている振動装置も同時に振動する。

「このベッドは朝寝坊ターミネーターとも、振動目覚ましベッドとも呼んでいる。夜に時間を設定し、ベッドの底の振動装置が振動を開始すると、スマホで操作するまで止まることはない」ということで、ベッドの脚にはバネが使用されているため、垂直方向の力を受けても形状が変わらない。そのため人がベッドで横になる時に揺れることはなく、かつ振動時には振動装置の水平方向の振動を強化するため、下の階に影響が及ぶこともない。さらに興味深いことに、安くんはこのベッドに防火・スマート節電ライトをデザインしているだけでなく、スマホを使うことで、振動を利用したマッサージ効果も可能にしているという。(編集YF)

「人民網日本語版」2018年5月22日

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