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芸術系大学が「ルート」ではない日本で一人前の役者が育つ方法
  ·   2018-03-08  ·  ソース:
タグ: 芸術系;役者;文化
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人気だけのアイドルは存在せず、演技が下手なら生き残れない日本

ある業界関係者は、「若手役者の演技が下手であることは、市場で良い競争メカニズムが構築されていないことと関係がある。日本では、若者は役者になった後、ゆっくりと時間をかけて演技を磨くことができる。そして、顔面偏差値やファンの数だけを頼りにして、演技を完全にないがしろにしているという役者はいない。役者の演技を市場やプロがいつも見張っているため、演技が下手な場合は絶対に生き残ることはできない」と指摘する。

それに対して、日本の視聴者は役者に厳しい目を向けることはなく、一人の役者が少しずつ経験を積んで成長し、最終的に一人前の人気役者になるのを「見守り」、その「成長を感じる」ことを好む一方、業界の評価基準や競争のメカニズムはとても厳しく、役者一人が長年活躍するためには、オファーを受け続けなければならず、そのためには業界と市場の両方に認められる必要がある。

中国と比べると、日本の映画・ドラマ業界は保守的で、映画会社やテレビ局数社が牛耳っている。そして、中国のように、大量の資本が映画・ドラマ業界に流れ込むという状況も存在しない。キャスティングの際、「人気」も重要な要素であるが、実際にキャスティングをするのは監督、プロデューサーなどの業界内の人たちだ。

また、日本の出演料は中国と比べると「年功序列」で、若い人気役者よりベテラン役者のほうが高い。例えば、同じドラマに出演していても、中堅俳優の香川照之の出演料はアイドルの松本潤より高い。そのような環境なら、出演料が高いのに演技が下手というケースは自然とほとんどなくなる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月8日

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