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外国の作品の「中国版リメイク」に重要なのは「中国の心」
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· 2018-01-05 |
タグ: 中国版;映画;文化 | 印刷 |
中国版「ナミヤ雑貨店の奇蹟」のストーリー展開、人物の運命にも、中国文化の痕跡がはっきりと見える。中心的な人物である無名のおじいさんは、旧社会を知り、昔に恋愛を実らせることができなかったため、ずっと独身だ。その元恋人の張おばあさんもずっと独身だ。それでも、二人ともその苦い思い出を新たな力に変えている。おじいさんは雑貨店で、手紙を書いて悩みを持つ人を助け、一方の張おばあさんも孤児院を立ち上げ、孤児たちの世話をしている。「このような親切心は、儒教が教える美徳。全てのストーリーが、17年のある夜に、若者3人が雑貨店に逃げ込むところから始まり、無知で反抗的な若者らがそこで少しずつ『愛』を見つけ、『孝悌忠信』、『礼義廉恥』という美徳を身に付けていく。そのような文化の脈を見つけ出すと、ストーリー全体の糸口、感情の力、倫理的観点もおのずとできてくる」と韓監督。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」では、演技派のベテラン役者のほか、現在注目を集める旬のアイドルも出演している。これは映画製作においてはいろんな資源を組み合わせて使い、高い業績を上げようとする出資者の意向であると同時に、韓監督も、「僕の映画は終始一貫して一つの理念を保っている。プロの役者であるか、アイドル、アーティストであるかは重要でない。重要なのは、出演者がその役に適しているか、心の中に秘めたエネルギーを燃え上がらせることができるか、作品に対して責任感を持つことができるか、映画製作に向上心を持って臨めるかなど。それらの点で共通認識に至ってから、僕は製作に取り掛かる」と、旬のアイドルを起用することに反対はしていないと話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月4日
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