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中国が「高速飛行列車」を開発へ、最大時速は4000キロに
  ·   2017-09-01
タグ: 中国;「高速飛行列車」;文化
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 ◆真空チューブ内を運行 

リニア列車はもはや新鮮なことではなく、国内外で早くから研究されている。しかし高速飛行列車は、速度を数百キロから1000キロ以上、さらには数千キロへと飛躍させるというものだが、それをいかに実現するのだろうか。

毛氏は、「現在のリニア列車の多くが戸外にむき出しの環境で運行されており、摩擦のほか、空気抵抗を受ける。同プロジェクトは真空チューブ内を運行するため、環境が異なる。また磁気浮上技術にも数種類ある。先ごろ上海で開発されたリニア列車は、ドイツから導入した磁気浮上技術だ。一方、同プロジェクトは高温超伝導磁気浮上技術を採用するが、この技術は中国ですでに一定以上の基礎を固めている」と説明した。

また毛氏によると、多くの技術がすでに実験室内で実現されているが、実用化という難題に直面しているという。記者の調べによると、同プロジェクトは各方面の優位性の発揮を重視する。すでに国内外の20以上の研究機関と協力し、中国初の国際的な高速飛行列車産業連盟を発足させており、チームは関連分野の200件以上の特許を取得している。

◆4000キロの目標を3ステップで実現 

毛氏によると、4000キロという指標は技術の面に基づき予測したものであり、未来の使用の需要をできるだけ満たすために定めたものだ。しかしこの速度は一日で実現できるわけではない。記者の調べによると、同プロジェクトは3ステップ戦略で徐々に実現に向かう。まずは時速1000キロの輸送能力により、地域内の都市間交通網を構築する。

毛氏は、「例えば北京から武漢や上海へ、もしくは武漢から西は成都、南は広州へ向かう場合、距離は1000−1500キロ内だ。第2ステップでは時速2000キロの輸送能力により、国家大都市群の1時間交通網を構築する」と語った。

最後に同プロジェクトは時速4000キロの輸送能力により、「一帯一路」(the Belt and Road)交通網を建設する。そして宇宙事業、高速鉄道、原発に続く、中国の新しい代名詞になると見られている。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年9月1日

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