ホーム >> 文化 >> 本文 |
初めてのパンダ「ゲノム概略図」が中国で完成
|
· 2017-07-19 |
タグ: パンダ;「ゲノム概略図」;文化 | 印刷 |
同基地研究センターの専門家である沈福軍研究員によると、深セン華大基因研究院が担当し、中国科学院昆明動物研究所、中国科学院動物研究所、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、中国ジャイアントパンダ保護・研究センターが共同で「ジャイアントパンダゲノム概略図」を作成した。
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地は2008年1月31日、パンダ「晶晶」の採血を行い、パンダサンプル総DNAを抽出し、BACシステムを構築した。そして2008年10月11日にはゲノム概略図が完成した。
絶滅危惧種の保護に用いる遺伝情報の専門的な測定は、これが世界初の例となった。同プロジェクトは、中国の科学研究機関と技術者が主導し、次世代測定技術を100%採用した。パンダのゲノムサイズはヒトとほぼ同じ(約3Gb)で、2−3万の遺伝子を含む。「ジャイアントパンダゲノム概略図」のゲノム情報は、パンダの保護と研究に深い影響を与える。またパンダの生理・免疫・繁殖・行為・栄養・発育・生態・深化など、各分野の研究の基礎を固めた。
沈氏は、「晶晶」は2008年の時点で若く、なおかつメスであり、遺伝係数のデータとの比較対照が容易なため選ばれたと述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年7月19日
シェア: |
|
このウェブサイトの著作権は北京週報社にあります。掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
住所 中国北京市百万荘大街24号 北京週報日本語部 電 話 (8610) 68996230
京ICP备08005356号 京公网安备110102005860号