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理性的発展への転換点を迎えた中国映画業界
  ·   2017-01-09  ·  ソース:
タグ: 中国;映画;文化
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2016年の中国映画の興行成績が発表された。統計によると、映画製作の面では、2016年には劇映画772作品、アニメ映画49作品、科学教育映画67作品、ドキュメンタリー映画32作品、特殊映画24作品、計944作品が製作された。そのうち、劇映画数と映画総数は前年比それぞれ12.54%、6.31%増えた。興行収入の面では、2016年の全国映画興行収入総額は前年比3.73%増の457億1200万元に達し、そのうち国産映画の興行収入は興行収入総額の58.33%を占める266億6300万元に達した。年間興行収入が1億元以上の映画は84作品で、そのうち、国産映画が43作品あった。国産映画の海外での興行収入や販売額は前年比38.09%増の38億2500万元に達した。映画館建設や映画視聴関連データの面では、2016年に全国で1612の映画館、9552のスクリーンが新設された。また、都市部の映画館観客動員数は前年比8.89%増の延べ13億7200万人だった。現在、中国のスクリーン保有数は4万1179スクリーンで、世界で映画のスクリーン保有数が最も多い国となっている。 

中国映画にとって、2016年は変動が大きく、意味深い年だったと業界は見ている。ここ数年、中国映画はずっと飛躍的に発展する状態にあった。特に2016年(旧正月)期間は、コメディ映画『美人魚(The Mermaid)』などの牽引の下で、興行収入が同期比67%増となり、「史上最強の春節期間」と呼ばれた。しかし、2016年5月から、市場が急速に冷え込み、その後の夏休み、中秋節、国慶節(中華人民共和国建国記念日)などの期間の興行成績が程度の差こそあれいずれも低下した。専門家はこの現象を産業が急速に発展した後に反省や調整をする「ハーフタイム」に例えている。この1年は市場の「熱」が下がると同時に、映画産業促進法の可決や全国芸術映画放映連盟の発足、「中国映画普天同映」という配給プラットフォームの設置など、中国映画の持続可能で健全な発展に深遠な影響を与える朗報が続いたことにも目を向けるべきだ。それだけでなく、中国の映画観客の鑑賞レベルが絶えず向上し、映画の投資構造と創作理念も静かに変わりつつあり、映画業界に対するインターネットの影響もますます深くなった。さまざまな現象は、中国映画が理性的発展へと向かう転換点を迎えたことを示している。 

「北京週報日本語版」2017年1月9日

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