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中日交流  
池田大作と章開沅、中日2人の著名人の友情

 

「歴史学者の章開沅氏と長時間にわたり交流できたことが、黄金のように美しい思い出だ」米寿(88歳)を迎えた日本の有名な学者池田大作氏が、先月末、90歳とう高齢の章開沅氏に手紙を送り、2人の交流と対話をしみじみと振り返った。湖北日報が伝えた。

2人の有名な学者は2005年12月13日に知り合い、その後2年にもわたる対談の中で、歴史、文化、教育について語り合い、平和を呼びかけた。彼らの交流と友情はまさに中日国民の友好関係そのもの、ありのままの姿である。

華中師範大学中国近代史研究所にある章氏の事務室で11日、章氏は取材に応じ、10年続いている友情について触れた際、感無量な様子で「中国と日本は一衣帯水の隣国で、往来も便利だ。両国民は2000年以上にわたる友好交流の歴史がある。アジアの平和、世界の平和はアジアの人々、世界の人々が共に描く夢である」と語った。

池田氏は日本の宗教、文化教育界の著名人で、長期にわたり、中日友好を促進するための取り組みを行なってきた。2005年12月、章氏が日本で池田氏に会い、2人は握手から始め、次第に打ち解け心の垣根を取り払った。

章氏は、当時初めて会った夜に対談を始めるとは思っておらず、適当な洋服を着ていた。100元(約1860円)余りのチェック柄のスーツに繁華街で買ったズボンを穿き、チェック柄のネクタイを締めていたが、彼らは対談中、初対面にもかかわらず古くからの友人のように打ち解けたのを今に至るまではっきりと記憶している。

2人の年齢は近く、経歴や思想など似たところがたくさんあった。戦争中に成長したこと、少年時代に学校を中退して兵役に就いたこと、魯迅を読み文学が好きなこと、孫文、周恩来を尊敬していること、世界平和を呼びかけていることなどだ。日本が侵略戦争を引き起こしていても、池田氏はずっと不当な戦争に対し明白な反対をしていた。

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