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中日交流  
日本の胃ガン治療の名医が杭州で定期的に診療へ

 

日本胃癌学会の理事長を務め、ガンの切除手術では世界的に有名な笹子三津留教授が2日、浙江省中医学病院で、胃ガン患者5人を無料で診察した。笹子教授の杭州訪問は、中日胃ガン合同診療センターを設立するためだ。同センターが設立したことで、近い将来1-2カ月ごとに、日本で胃ガンを専門とするトップレベルの診察を、浙江省中医学病院で受けられるようになる。銭江晩報が報じた。

日本と同じほど塩辛い杭州の料理 よいニュースではない

笹子教授は、「中国の美食が大好き。でも、今回来て、杭州の料理は日本と同じほど塩辛いことに気付いた。これはよいニュースではない」と笑いながら語った。

数年前の国外の科学者の研究では、過度に塩辛いものが好きな人は、胃ガンになる危険性が普通の人の2倍になることが分かった。「日本はお米が主食だが、おかずは塩辛いものが多い。漬物や魚の塩漬けは塩分がとても高い。それに、一番好きな調味料が醤油。塩分の摂取量が多すぎると、胃の粘膜を保護している粘液が破壊され、発ガン性物質への抵抗力が弱まり、胃ガンになりやすい」と笹子教授。

日本人の塩分摂取量は米国人の1.5倍と言われ、日本は胃ガン患者の多い国となっているという。 笹子教授は、「私自身はあっさりしたものを食べ、塩や醤油を控えるようにしている」と語る。

笹子教授によると、タバコを吸う人は胃ガンになる確率が非常に高くなる。次に、乳製品の摂取が多い国は、胃ガンの罹患率が低いことが研究で分かっている。また、サラダなど、生野菜をたくさん食べるのがいい。胃が弱い人は、「飲み物」に頭を痛めており、ウーロン茶がいいと言われるが、発酵して成分が変わっているので、胃ガンにはメリットがない。そのため、抗ガン作用のあるカテキンを豊富に含む緑茶を適度に飲むのがいいという。カテキンは、発ガン性物質の亜硝酸塩の生成を阻止し、胃ガンの発生リスクを低下させる。

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