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中日交流  
「平和は福」中日名家絵画展 北京で開催

 

挨拶する中国人民対外友好協会の李小林会長

中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年を記念し、中日両国の文化・芸術交流を推進し、中日友好事業の発展を促進する目的で、中国人民対外友好協会、中国日本友好協会、日中友好文化交流促進日本委員会の主催による「平和は福」中日名家絵画展が北京で10月31日午前から始まった。中国人民対外友好協会の李小林会長、自民党の二階俊博・総務会長、木寺昌人駐中国大使らが開幕式に出席、挨拶した。人民網が報じた。

李小林会長は、挨拶の場で、次の通り話した。

平和は空気や水のように、私たちにとって一瞬たりともなくてはならないものだ。今回の絵画展のテーマである『平和は福』が示す通り、中日両国は、平和の道、友好協力の道以外にあり得えないことを、歴史は証明している。そうして初めて、両国と両国国民の本質的利益に合致し、アジア更には世界平和のために安定した素晴らしい貢献を行うことができる。中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年にあたる今年、このような絵画展を催すことは、非常に重要な意味がある。当時、日本の軍国主義が始めた侵略戦争は、中国人民に多大な災難をもたらし、日本国民にも大きな被害をもたらした。過去のことを忘れず、後々の戒めとする必要がある。我々が歴史を重視するのは、決して憎しみを継続させるためではなく、同じ失敗を繰り返さないようにし、素晴らしい未来を切り開くためだ。

二階氏は、「今回の『平和は福』中日名家絵画展は、東京での開催に続き、初めて北京で開催される運びとなった。今夜、NHK交響楽団北京公演も開催される。これらのイベントを通じて、中日両国関係がより深まり、両国間の友好交流が促進されることを信じている」と述べた。

今回の絵画展に出品された45点の作品は、第二次世界大戦が終わった1945年に、上海の有名な医師・継莘氏の提案により、絵画の大家・朱屺瞻氏が計画、唐雲・呉彭・陳運彰・定山・張大千各氏ら当時上海で活躍していた30数名の芸術家に対して、「平和は福」というテーマによる作品の創作を呼びかけ、完成した作品だ。現在は、上海対外文化交流協会理事を務める企業家の朱暁冬氏のコレクションとなっている。これらの作品は、画家自身を表現するだけではなく、中国人民抗日戦争が終結した喜びと平和な生活への憧れを示している。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年11月2日

法隆寺金堂壁画について貴賓に説明する東京芸術大学大学院美術研究科の宮廻正明教授