中国人が家に帰ったような気分になれる中華料理店
中華料理店は、海外の華僑・華人にとって「故郷に帰った」ようなホッとする場所となっているだけでなく、訪れる中国人観光客にとっても、翼を休める場所となっている。
カンボジアのある中華料理店の責任者・許成錦さんは取材に対して、「中華料理店は、世界各地の現地社会において、中国の文化や魅力を伝えていると同時に、現地の華僑・華人にとって、『故郷』のような場所になっている」と語った。
許さんとその家族は、カンボジアで中華料理店を経営することで、「中国にいる」ような感覚になることができている。「中華料理があるおかげで、海外の華僑・華人も海外において居場所を得ることができている。また、中華料理店は、全ての華僑・華人の『家』のような存在で、海外で生まれた中国系住民が中国文化の薫陶を受ける場所となっているのも重要な点」と許さん。
許さんはまた、「中国人観光客にとって、旅行中に疲れてしまったり、現地の食習慣が合わなかったりした時に、アットホームな中華料理店に行くと、リラックスすることができる。そして中華料理を食べて、『家に帰った』ような気分を味わうことができる」と話した。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年5月4日
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