本誌記者 繆暁陽
2月7日、「日中友好会館後楽寮2015年春節祝賀会」が東京にある日中友好会館で開催された。中国人留学生200数名と中日両国の来賓が一堂に会し、中国の旧暦新年にあたる春節を共に祝った。
同祝賀会に出席した日中友好会館副会長、元日本駐中国大使の宮本雄二氏が新春の挨拶を述べ、「来年がさらに良い年となることを信じて、一番大事な日本と中国の関係がさらに良くなることを心から念じている。一緒に日中友好のために頑張ろう」と呼びかけた。
民族衣装ファッションショー
中国駐日大使館教育処一等書記官の譚永東氏は留学生たちに新年の幸福を祝し、次のように挨拶した。「新年においても、大使館教育処は中国人留学生が日本で安心、安全、順調な留学生活を送れるよう努めていく。それとともに、今までの日中友好会館ならびに関連友好団体の中国人留学生に対するご助力に感謝を申し上げる」。
留学生からは、後楽寮寮生委員会会長、早稲田大学博士課程学生の曾文科さんが挨拶し、次のように語った。「春節に当たり、中国の各地から日本に来た留学生として、それぞれが佳節の喜びを表している。私たちは国の呼びかけに応じ、自分の夢を忘れずに一生懸命に勉強している。先進的な理念と技術を学ぶとともに、知識を広め、中日友好の架け橋として、両国民間の理解と交流を深めるよう努力していく」。
祝賀会では、後楽寮芸術団がすばらしいパフォーマンスを披露した。東京大学、早稲田大学、慶応大学、東京学芸大学などで学ぶ中国人留学生が歌、舞踊、民族衣装ファッションショー、楽器演奏などの見事なパフォーマンスを披露し、後楽寮の寮生たちの若さ・活力を表現し、来場の中国人留学生と中日両国の来賓らの拍手を浴びた。
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