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中日交流  
「唐代」を扱った日本の作品 最多登場は楊貴妃、李白は美男子に

 

范氷氷(ファン・ビンビン)が演じた武媚娘

現在大人気の放送中の中国の歴史ドラマ「武媚娘伝奇」は、中国国内だけでなく、日本でも大きな話題となっている。このドラマの主人公である、「絶世の美女だが冷酷非道」な中国古代の女帝・武則天に、日本のネットユーザーの多くが興味を寄せている。実際、日本人は唐の文化に深く影響を受けているため、中国の唐代の歴史にも深い感情を持っており、唐代の人物や社会を描いた日本の映画やドラマ、ドキュメンタリー作品も少なくない。これらの作品の中には、唐代について様々な「解釈」をしているものもあるが、ここからも日本人特有の唐に対する想いをうかがい知ることができる。環球時報が伝えた。

▽武則天、絶世の美女ながら冷酷非道

日本の動画サイトにも「武媚娘伝奇」の予告編がアップされている。台詞は日本語に訳されていないが、美しい映像が日本人からも称賛されている。日本のネットユーザーは台詞が聞き取れないながらも、「美女ぞろい」「美しすぎて目が追いつかない」「主人公の范氷氷(ファン・ビンビン)は人外の域の美しさ」などのコメントを寄せている。

しかしドラマのストーリーのほうはというと、日本のネットユーザーが理解・共感してくれるとは限らない。同ドラマの中で武則天は「肯定的」に描かれているが、日本人の歴史認識において、武則天は呂雉(呂后)、西太后と並び、中国古代の3大悪女の1人に数えられるためだ。

こうした中国人と異なる日本人の見方が文芸作品に投射され、唐代を扱った日本の特色ある作品が出来上がった。

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