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中日交流  
2015年、中国人の海外人気旅行先 日本が2年連続トップに

 

最近の中国人の海外旅行で見られる大きな特徴として、団体旅行から個人旅行や自由旅行へとスタイルが大きく変わりつつあることが挙げられる。この傾向は2015年、より一層顕著になりそうだ。旅行情報サイト運営会社のトラベルズー・ジャパン株式会社が行った「2015年、最も行きたい旅行先」調査の統計によると、40%の中国人が日本を第1選択肢に挙げ、日本は2年連続で中国人の最も人気の高い旅行先となった。日本の華字紙「中文導報」が伝えた。

2014年1-11月の期間中、訪日中国人観光客数は前年同期比の26.8%と大幅に増加した。特徴的な傾向として、新しい世代の中国人観光客は豊かな経済力や高い語学力、開放的な思考を持つほか、深く、自由度の高い、ハイクオリティな旅行体験を追求するなど、中国人の個人旅行や自由旅行へのスタイルの移行において、非常に重要な役割を担っている。

「2015年最も行きたい旅行先」の調査結果によると、39.6%の中国人が日本を第1選択肢に挙げ、2014年の調査結果の29.3%と比較して、10ポイントも増加した。円安の要素のほか、日本文化や生活スタイルを体験したいという中国人も増えている。同調査は中国大陸部、香港、台湾、日本、オーストラリアの5カ国・地域の計4322人の旅行を趣味とする会員を対象に行われた。回答者の内訳は、中国大陸部912人、香港920人、台湾685人、日本837人、オーストラリア968人。

この調査結果は、発表後各方面から注目を集めた。「2015年最も行きたい旅行先」の調査結果によると、2014年日本は中国人の旅行先人気ランキングで2013年の10位から1位に躍進し、2015年は他国(地域)に対してさらにリードを広げた。2位以下は、順に米国31.4%、ニュージーランド26.8%、オーストラリア25.6%、台湾24.9パーセントとなった。日本人に人気の旅行先は、トップが台湾の55.6%、次いで香港の49.2%だった。

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