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中日交流  
東京都公務員の目に映る北京と東京の違い

 

国際放送局の司会者、王暁燕氏が北京滞在1カ月以上となった林さんに、「北京は、東京のどんなところを学ぶべきか」と質問すると、林さんは、「東京は都市の拡張・膨張の『経験者』であり、環境管理、防災技術、ゴミ分別などの分野で北京よりも進んでいる。東京のこういった分野で得てきた経験や教訓を学べば、北京は遠回りしないですむ」と語った。

反対に、司会者が東京は北京のどういった部分を学ぶべきかと質問すると、林さんは、「東京は2020年に夏季五輪を開催する。2008年の北京五輪の成功の記憶は今でも頭の中にはっきりと残っている。ぜひ北京で開催された五輪の経験を東京に伝えたい。このほか、五輪会場設備の大会後の活用についても、東京は北京の経験を見本にし、学ぶことができる」と語った。

北京滞在中、北京市政府各部門を見学する機会を持った林さんは、北京市各窓口機関と交流する中、外国語に精通している職員がそれぞれ異なる部門に配属され、各部門の対外交流において大きな働きをしていることに気付いた。この点は、東京都とは大きな違いがある。東京都の対外事務職員は一つの部門に偏っており、北京のようにそれぞれ異なる部門に配属されていない。林さんの目には、北京のやり方のほうが、より合理的で効果的に映るという。(編集MZ)

「人民網日本語版」2014年12月22日

 

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