「花を愛し、歌うことを愛し、平和を愛する」は日本・全国紫金草ネットワーク共通の信条。「いかなる国の人も、誰でも美しいものを愛する。人間性は互いに通じ合うもの、人の心も互いに通うもの」と大門さん。
「紫金草物語」と南京は心底でつながっている。合唱団一同は南京行きを決め、南京の人々に反省と平和の心の声を伝えることにした。大門さんは、日本にも南京の人々と同じように、このような戦争に反対し、歴史を正視する人がいることを、南京の人達に知ってほしい、と明かす。
紫金草合唱団団員200人は2001年春、南京青春劇場で「紫金草物語」を公演した。かつて中国を侵略した旧日本兵だった父親の遺影を持参し、父に代わり南京に謝罪した団員がいた。車いすに乗っても、執念で自ら南京公演に参加した団員もいた。過去十数年間、紫金草合唱団は毎年自費で南京・北京・上海などで公演を行ってきた。大門高子さんは語る。「来年にむけニューヨーク公演を計画、台湾に行く準備もしています。合唱団は『平和の歌』を全世界にひろめ、日本が中国戦略戦争を反省しつづけ、世界平和を祈念することを願っています」(編集HT)
「人民網日本語版」2014年11月21日
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