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中日交流  
◇「先生 ご無沙汰しております」◇
 

◇日本留学で成長した自分に自信◇

《斎藤先生 ご無沙汰しております。お元気でいらっしゃいますか。久しぶりに先生からのご連絡を頂いて、本当に嬉しいです!私は元気ですよ。(日本に来てから)もう4年間が経ちました。これまで学会に参加したり、論文を雑誌に何本も出しました。そういった目に見えるような成果よりも、自分は確かに成長したねっていえる自信を今持っているのは、留学して本当に良かったと思います。年をとって良かったと思う自分がいます。……先生は南京が第一の故郷のように感じるとおっしゃいましたが、私はこの気持ちがよく分かります。私は(大学入学後)この11年間、たくさんの場所に旅をしました。一番長く住んで「生活」したのは、南京、京都、名古屋の三つの都市です。どちらも綺麗で住みやすい街で、私の青春と記憶を埋めた第二の故郷のような気がします。

南京には、大切な斎藤先生との大切な思い出があり、いつでも思い出すことができることを感謝しています。今回の先生からのメールを読んだ瞬間、その場で泣き出したいほど心の底からの温もりが湧いてきました。……先生のお誕生日はもうすぐですね。いつまでもお元気でいてください。必ずにね。》=SOさん・女性=

学部生、院生と教え子だったSOさんは、授業の質問や、旅先からの報告、1年間の総括などのほか、9月の私の誕生日には毎年メールを送ってくれた。今年も《遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。生日快楽!!=人生のすべての日を楽しくお過ごしできますように。大好きな斎藤先生は、私の一生の恩師です。》とメールの最後に付け加えられていた。12月には博士論文を提出し、来年3月には中国に帰国する予定だという。

南京市新街口交差点で中国の発展を見続ける孫中山立像(2011年9月2日写す)

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