10月7日、都内で「舞劇Dance Drama『朱鷺』」を上演する上海歌舞団団員
東京で7日夜、中国上海歌舞団による「舞劇Dance Drama『朱鷺(とき)』」の日本プレビュー上演会が開催され、観客から大きな喝采を浴びた。新華網が伝えた。
中国人民対外友好協会と日本民主音楽協会(民音)の主催による上演会には、中国人民対外友好協会の李小林会長、在日本中国大使館の程永華大使および日本の政治、経済、文化各界の関係者約1500人が出席、舞劇を鑑賞した。
李会長は、書面による祝辞において、「人民対外友好協会、上海文化発展基金会、上海歌舞団が共同で作り上げた作品『朱鷺』は、絶滅に瀕したトキの再生というテーマを通じ、人類と自然との調和のとれた共存を図り、人類の素晴らしい故郷を慈しむよう人々に呼びかける作品」と述べた。
また、 程大使も、書面による祝辞で、「『朱鷺』の日本公演は、両国文化交流事業の重要イベントである。トキは、両国の国民がこよなく愛する『めでたい鳥』だ。『朱鷺』をめぐる両国の協力は、両国の人文交流にとって極めて有意義な活動であり、民間友好史に新たな1ページを刻んだ」とコメントした。
上海歌舞団は今後、新潟県や山梨県などで、「朱鷺」の公演を行う予定。また、来年6月には、日本28都市で巡業公演を開催する。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月9日
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