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中日交流  
日本の大学生代表団101人が中国を訪問

 

中日友好協会は2日夜、北京で日本の大学生からなる代表団101人の歓迎パーティを開催。同協会の王秀雲・副会長や外交部(外務省)の薛剣・アジア局参事官、日本代表団の小野寺喜一郎団長(日中友好協会常務理事)、在中国日本大使館の三上正裕公使などが出席し、挨拶をした。また、中央民族大学(北京)の学生や日本の10の大学から来た大学生が、歌やダンスを披露し、交流を行った。人民網が報じた。

同協会の王秀雲・副会長は、挨拶の中で、「現在、中日関係は危機に直面し、各分野の交流にマイナスの影響を及ぼしているが、嬉しいことに、両国の国民、特に若者の中日関係をよくしたいという熱意は冷めておらず、民間の友好交流が中断していない。日本の学生らには、中国にいる間に、実際の体験を通して、中国の文化や発展の現状を十分に感じ取り、中国の若者との相互理解や友情を深めてほしい。そして、真実の中国を知り、今回の旅の収穫を家族や友人に話してほしい。中日の大学生が協力しながら前に進み、友情の伝承者、協力の開拓者になり、中日友好の力を強くすることで、両国の素晴らしい未来を切り開いてほしい」と語った。

薛剣参事官は、挨拶の中で、「中日関係の発展は両国の国民、特に若者が参加、支持、推進するのにかかっている。ちょうど30年前の1984年、中国政府は日本の若者3000人を中国に招いた。小野寺団長もそのうちの1人だった。30年前の交流は、中日両国の若者の交流の重要な一里塚となり、両国の関係の発展において、大きな役割を果たした。当時、交流に参加したメンバーは現在、両国の各界、各分野の中核を担うようになっており、両国の交流において重要な役割を果たしている。今回の代表団には、交流を通して中国に対する理解や信頼を深め、両国関係にプラスのエネルギーを注いでほしい」と語った。

小野寺団長は、中日両国の友情を「種」に例え、「種は撒かなければ花は咲かない。今回の活動を通して、友好の種をたくさん撒いてほしい。学生達の努力により、中日関係には明るい未来があると信じている」と語った。

三上公使は挨拶の中で、「中日両国共に、トップ3に名を連ねる経済大国。両国がアジア、ひいては世界の安定のために、協力することは非常に大切。特に若者の世代が相互理解を深めることは欠かすことができない。今回の訪問は8日だけで、中国の表面的なことしか見ることができないかもしれないが、学生らが今回の訪問を機に、中国に興味を持ち、今後何度も中国に来て、中国に対する理解を深めることを願っている」と語った。

歓迎パーティーでは、中日の大学生が、歌やダンスなどを披露した。中央民族大学の学生は、民謡による独唱や合唱、モンゴルの民族楽器馬頭琴の演奏など少数民族の演目を披露した。一方、日本の大学生らは、「世界に一つだけの花」を日本語と中国語で合唱したほか、アニメのテーマソングも披露した。どの曲も両国の大学生がよく知っている曲で、言語の壁を越えて、心が一つとなった。最後に、日本の軽快な音楽に乗って、浴衣を着た学生らが登場し、中日の大学生が共に盆踊りを踊って、日本の夏の雰囲気を体験した。

同協会の招きで中国を訪問中の学生ら101人は1~8日の間、北京以外に、陝西省西安市、浙江省杭州市、上海を訪れ、博物館やハイテク産業開発区を見学し、中国の伝統文化を体験し、中国の経済発展の現状を伺い、中国の大学生との交流を行う。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年9月5日