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胡同の小さなお店  
「文芸」感漂う空間で味わう湖南料理は
どこか懐かしいおふくろの味
 
店名:百米粒       ――東四二条

胡同の中に溶け込んだ概観。折鶴のマークが目印。

 湖南省出身の文芸青年が開いた湖南料理のお店。以前は交道口南大街にありましたが、東四二条胡同に引っ越してきていっそう「隠れ家」感が増しました。コンクリート打ちっぱなしの天井に白い壁、明るい色の木製テーブルと椅子というシンプルなインテリアで、居心地のいい空間を演出しています。提供しているのは、唐辛子を塩漬けした「椒」を使った料理など、湖南の家庭で食べられている料理。湖南料理というと辛いイメージがありますが、唐辛子たっぷりの見た目ほど辛くありません。風味のある醤油が味付けのベースで、日本人にもなじみやすい、ほっとする味。まるで湖南省出身の友人宅に遊びに来て、お母さんの手作り料理をごちそうになっているような気分に浸れます。


店内は清潔で心地いい
芋頭仔(38元)

お店データ:

百米粒

東城区東四二条甲23

010-8408-4345

『中国123』日本語版 2014年9月29日