言語
公用語は、国民の大多数を占める漢族の言葉である「漢語」の中の北方方言を主体にして作られた「普通話」。このほか民族ごとにそれぞれの言語をもつ。
さらに、国土がこれだけ広いため、中国における多数民族の言語である「漢語」も北方方言、呉語(上海周辺)、福建語、広東語、客家語などの方言に分かれており、それぞれの方言は、会話が成り立たないほど大きく異なる。なお、町なかでは、英語はあまり通用しない。
広大な国土を持ち、56の民族が暮らす中国では、地域や民族によって異なる方言・言語が使われている。
92%を占める漢族の言葉だけでも、北方方言(北京を中心とするエリアや東北地方の方言)、上海語(上海を中心とする昔の「呉」の方言)、広東語(広東省を中心としたエリアの方言)、福建語(福建省方言)など大きく7つに分けられる。これらの方言は、別の言語といっていいほど異なり、互いにコミュニケーションを図ることができない。
このため、作られたのが、中国の標準語である「普通話」。これは北方方言を基本に作られた言葉で、テレビやラジオ、また学校など公共の場所で使われており、中国どこへ行っても通用する言葉である。
会話例1 シー・ブーシー
はい・いいえ
会話例2 ヨウ・メイヨウ
あります・ありません
会話例3 ニーハオ
こんにちは
会話例4 シエシエ/ドゥイブチー
ありがとう/ごめんなさい
会話例5 ハオ/ブーハオ
よい/よくない
会話例6 ウェイシェンモ?
なぜ?
会話例7 ウォーシーリーベンレン
私は日本人です
会話例8 シーショウジエンザイナーリ?
トイレはどこですか?
会話例9 ジェイガドウシャオチエン?
これはいくらですか?
会話例10 ウォーヤオチューティエンアンメン
天安門へ行きたいのですが |