G20金融サミットの第2回会合が4月1日から2日にかけてロンドンで開催されるが、同サミットの中国側の準備を行っている中国外交部の何亜非副部長は23日、同サミットの背景や準備について紹介し、中国側の期待や胡錦涛主席のスケジュールについて説明した。
G20金融サミットの代表性が強まった
国際金融危機は引き続き広がっており、世界の経済情勢は非常に難しい。多くの国は金融危機に包括的な景気刺激策を打ち出したが、その効果は待たなければならない。今、景気が回復するかどうか、またいつ回復するかということはまだ予測できない。このような情勢の中で国際社会が、金融危機の対策をめぐって協調し協力を強化することは、とても必要で時期にかなっている。
胡錦涛主席は米、露、日などの指導者と会見
胡錦涛主席はG20金融サミットの第2回会合に出席するほか、数カ国の指導者と会見することになっている。4月1日夜には、エリザベス女王が開催するレセプションと、ブラウン首相主催のワーキングディナーに出席。4月2日は第2回会合で談話を発表し、中国の見解と主張を全面的に詳しく述べる。またこの日に行われる、ブラウン首相主催の朝食会とワーキングランチに出席する。
また胡錦涛主席は様々な形式で、イギリスのブラウン首相、米国のオバマ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、ブラジルのルーラ大統領、韓国のイ・ミョンバク大統領、日本の麻生太郎首相、オーストラリアのケビン・ラッド首相、タイのアピシット・ウェーチャチーワ首相などの指導者と会見することになっており、現在、中国は具体的なアレンジについて各国と交渉している最中だ。
「チャイナネット」 2009年3月24日 |