22日、日本が広州アジア競技大会女子サッカーの歴史を塗り替えた。日本は決勝で前大会の覇者・朝鮮を1対0で下し、チャンピオンの座に輝いた。「新華網」広州版が伝えた。
日本女子サッカーは、中国と朝鮮に続き、アジア大会で3番目に金メダルを獲得したチームとなった。
国際サッカー連盟(FIFA)が公布した最新世界ランキングによると、アジアの上位2チームは、技術で秀でた日本(5位)とパワーに勝る朝鮮(6位)だ。よって、今回の両チームによる決勝戦は、アジア女子サッカー最高レベルの対決となった。
先にチャンスが訪れたのは朝鮮だった。しかし、41分に主力のフォワード・羅恩心選手が放ったシュートは枠をはずれた。
日本の佐々木則夫監督は試合後、「これは日本サッカーチームがアジア大会で手にした初の金メダルだ。選手たちを心から祝福したい。彼女たちの試合ぶりは素晴らしかった。来年にはドイツワールドカップとロンドンオリンピックの予選が控えている。これからも努力を積み重ねていきたい」と話した。
朝鮮チームは、疲れが敗因となった。金広民監督によると、120分に及んだ韓国との準決勝で選手達の体力がかなり消耗し、決勝まで尾を引き、優勝を逃したという。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年11月23日 |