広州アジア大会体操決勝後半が17日夜に終わり、中国チームは最後の5つの種目別決勝で金メダル4枚を獲得、全14種目のうち金を逃したのはわずか1種目で、アジア大会史上タイ記録の好成績を収めた。「中国新聞社」が伝えた。
中国チームが唯一金を逃したのは男子跳馬。中国の馮テツは2番目に登場、ジャンプは高かったが、着地で明らかにポイントを失った。中国のもうひとりの両雄・張成竜の1回目のジャンプにもミスがあった。金メダルは韓国の梁鶴善(ヤン・ハクソン)が奪取、馮テツは銀メダルに終わった。
女子では、前日までにすでに金2枚だったスイ禄が平行棒を完ぺきに演技、15.425点でチームメイトのトウ琳琳から金メダルを奪った。
女子種目別床運動でもスイ禄は鮮やかな演技を披露、2位に1点の大差で金メダルに輝き、競泳女子の唐奕の4枚に並び、現時点で中国代表の「金メダル王」。
すでに金3枚を手中にしているアテネ五輪金メダリスト・滕海濱は男子種目別鉄棒、同平行棒で連続して失敗、金メダルは張成竜、馮テツが獲得した。滕海濱は鉄棒で銅メダルに終わった。(編集HT)
*スイ:「目へん」に「圭」 *トウ:「登」に「おおざと」
「人民網日本語版」2010年11月18日 |