――交通が便利。広州の地下鉄はすでに８０％のアジア大会競技場をカバーし、８２％の競技場は高速道路と繋がっている。アジア大会開催期間中はさらに、アジア競技大会村、空港と主な競技場と繋がる１５本の道路の一部区間をアジア大会の専用車道にする。また、専用車、試合開催時のバスシステムを作り、サービスを提供する。無人自動運転地下鉄の広州珠江新城旅客自動輸送系統（ＡＰＭ）の建設が完了し、１１月初旬に運行が開始された。

――北京五輪と同基準でアジア大会の安全を保証。アジア大会の順調な進行を保証するために、広州の警察は陸・海・空を一体化した立体的な安全保証システムを作った。アジア大会開催期間中、広州市公安国境警備分遣隊は管轄区域内の海岸線３２０キロメートルの水上安全保証や海上テロ防止などのきわめて困難な任務を担当する。陸上については、いくつかのハイテク電子システムがすでに使用され、監視、交通渋滞緩和などの面で重要な役割を発揮している。航空については、１０月２６日６時～１２月２３日２２時、広州白雲空港はアジア大会の特別安全保証措置を取る。この措置は空港への出入り車両に対する特別安全検査や空港ターミナルビルへの出入り旅客に対する特別安全検査、空港内の特別交通管制を含んでいる。

――ボランティアが全面的に活動をスタート。１１月５日、５０万人のボランティアが全面的に活動をスタートし、各サービスステーションや、バス停、地下鉄、空港、交差点などの場所で様々なボランティア活動を行っている。一連の豊富な研修、実践訓練を受けたボランティアの戚鳳華さんは、「私たちはもう準備ができました。きっと任に堪えることができると思います。広州のボランティアの意気を見せたい」と語った。

「北京週報日本語版」2010年11月10日