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本誌報道  
アジア大会 広州の準備は整ったのか

 

本誌記者 繆暁陽

1987年、第6回中国全国体育大会の時にアジア競技大会の開催意向を表し、2001年、第9回中国全国体育大会の時にその開催申請議案を提出、そして2004年、ついにその主催権を獲得するまで、アジア大会開催の夢を実現するために、広州はまる17年間にわたって努力を続けた。今、アジア大会の開会式を前に、広州の準備は整っただろうか? 

「小さな鳥の巣」と呼ばれる広州国際スポーツパフォーマンスセンター
 
10月25日、一般向け入場券の第三回発売分が販売を開始した
 

――競技会場・練習場がオープン。広州アジア大会では53の競技場、17の練習場を含む70のスポーツ施設を使用し、これまでのアジア大会の利用施設数の記録を更新した。10月初めにすべての施設で試合機能の検査作業を完了し、11月5日から正式に各スポーツチームに開放された。DNA二重螺旋のような構造をもったアジア競泳・飛込会場でも、火炎や自転車のヘルメットと形が似ている広州自転車ローラースポーツ・エクストリームスポーツセンターでも、「小さな鳥の巣」と呼ばれる広州国際スポーツパフォーマンスセンターでも、設計者の知恵とアイディアがいかんなく発揮されている。

――入場券販売が最終段階へ。広州アジア大会は42競技476種目を実施する。アジアオリンピック評議会が2014年のアジア競技大会から競技項目を35競技に減らすと決定したため、広州アジア大会はアジア競技大会史上、空前絶後の大型大会になる。今回のアジア大会で一般向けに販売された入場券数は合計300万枚に達し、10月25日、一般向け入場券の第三回発売分が販売を開始した。現在までに、人気の高いバドミントン、卓球、水泳、体操などの入場券はもう売り切れている。アジア競技大会組織委員会チケット事務センター・特定プロジェクトグループの伍震副主任によると、広州アジア大会の入場券発売の最大の特徴は安価路線を守り、一般の人たちに観戦してもらうことを重視していることである。開会式、閉会式とごく少数種目の決勝戦の入場券は600元あるいはそれ以上になるが、その他の入場券はすべて10~400元であり、平均はおよそ88元だという。

 

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