広州アジア大会開幕式の直前リハーサルが3日夜、行われた。広州テレビ塔と猟徳大橋の上空に打ち上げられた花火は市民をあっといわせた。
リハーサル終了後、広州アジア大会花火打ち上げ指揮部執行総指揮を担当する熊猫煙花(花火)集団の趙偉平・董事長(会長)は「中国新聞社」の取材に対し、広州アジア大会では花火パフォーマンスのギネス記録が誕生するだろうと明かした。北京五輪開幕式では花火の「足跡」が深く人々の印象に残ったが、広州アジア大会も「特別なアイデア」を用意しているようだ。
趙董事長はまた、地上600メートルの広州テレビ塔から花火を打ち上げたこと自体すでにギネス記録だが、新記録をねらった仕掛については明らかにしなかった。
開幕式の花火のアイデアについて趙董事長は、海心沙広場は花火パフォーマンスにうってつけだとし、花火で広州の30年間の改革の歴史と特色、また開幕式のメインテーマを表現すると語った。広州のシンボルが表現され、海心沙広場一帯は東洋の寓意で満開になる。12日の本番では「盛大な花火の情景がごらんいただけます」とした。
趙董事長によると、6日のリハーサルでも花火を打ち上げる。花火の数と効果は2回共に開幕式の2割にも満たないという。
「グリーンアジア大会」を掲げるアジア大会開幕式の花火は北京五輪開幕式の環境保護理念を引き継ぎ、環境に優しい花火を採用、打ち上げ場所となっているテレビ塔や海心沙広場等には燃えかすが残らない。(編集HT)
「人民網日本語版」2010年11月5日 |