広州アジア大会中国代表チームが26日、北京で結団式を行った。中国代表チームは劉翔選手ら五輪金メダリスト35人を含む977人の選手が名を連ね、中国にとってアジア大会参加史上最大の布陣となった。「京華時報」が27日付で伝えた。
選手のうち北京五輪出場経験者は、劉翔、陳一氷、林丹、周蘇紅、朱啓南、王励勤ら五輪金メダリストを含む261人。また休養・けがなどの理由で、張怡寧、郭晶晶、劉子歌、竜清泉ら同じく五輪金メダリストは出場しない。若い選手が多く、今月オランダで開催された世界体操で金メダルを獲得した馮吉吉、張成竜のほか、女子卓球の新星・劉詩ブンら伸び盛りの金メダリストが代表入りした。
代表チームの段世傑・団長は、「アジア大会はロンドン五輪に向けた大切な経験となり、トレーニングの成果をみる絶好のチャンスとなる。中国のスポーツ界のプラスイメージをアピールし、反ドーピングを貫き、スポーツマンシップを発揮してもらいたい」と強調した。
中国代表チームは広州アジア大会42競技中、41競技に出場する。1982年のニューデリー大会以降、中国代表チームはアジア大会金メダル最多記録を保持している。代表チームの最高齢選手はボーリング競技の米忠礼で49歳。最年少はドラゴンボートのドラマー(鼓手)を務める夏詩穎で、わずか13歳。(編集HT)
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「人民網日本語版」2010年10月27日 |